石清水八幡宮

「やわたのはちまんさん」で親しまれている

日本三大八幡宮の一つに数えられる京都府八幡市にある石清水八幡宮は、やわたのはちまんさんと親しまれています。
男山の山上に鎮座する石清水八幡宮は、都から見ると裏鬼門の方角に位置し、鬼門となる位置に鎮座する比叡山延暦寺と共に、都を守護する国家鎮護の社として崇敬を受けています。
信仰上の要といわれるこの地に古くから鎮座する石清水八幡宮は、地域の方々に「やわたのはちまんさん」と親しまれ、信仰の主軸として尊ばれてきました。

国家の重大事となる天変地異の際などに朝廷からの奉幣を受けた二十二社に数えられ、伊勢神宮と共に、一社に数えられる歴史も格式も高い八幡宮です。
創建は平安時代前期、860年、1150年もの歴史を持ち、境内は本殿や国の史跡をはじめとして16棟の建造物など多くが国の重要文化財に指定されています。
厄除け、必勝の神社として、多くの方が参拝される格式高い八幡宮です。

日本最大級の五輪塔

石清水八幡宮、頓宮殿から西に200mほど行くと日本最大級と呼ばれる非常に大きな石造りの五輪塔を見ることができます。
高さが6mほどあり、下部方形の一辺は2.4mという圧倒的な大きさを誇る五輪塔です。

この五輪塔については刻銘がないので誰が何の目的で制作し、石清水八幡宮に建立されたのかわかっていません。
ただ、伝承として高倉天皇の御代において、中国との貿易をしていた尼崎の商人が、石清水八幡宮で祈願したことで海難を免れたため、感謝の気持ちと御礼を込めて建立したという事が伝えられ、この五輪塔は「航海記念塔」とも呼ばれているのです。

また忌明塔という名で呼ばれることもあります。
ご両親が亡くなり、喪が明ける際に、喪中の穢れを清める際に参拝した、また、鎌倉時代の武士の例を慰める武者塚としての塔などといわれ、、輪塔そのものが仏塔の一つであり、供養塔や墓の意味を持つものとされるため、この様に呼ばれることもあるのです。

勝負石ともいわれる一ッ石

三ノ鳥居から本殿に続く石畳、参道の三ノ鳥居付近中央を見ると、その場所だけに自然石が露出している場所があります。
この石は、一ッ石、勝負石、お百度石と呼ばれています。

一ッ石、勝負石と呼ばれる所以は、走馬・競馬の出発点になっていたことに由来するといわれます。
お百度石と呼ばれるのは、この自然石がお百度参り、千度参りの起点となっていたことに由来すると伝えられています。
勝負必勝、勝運の石とよばれ、勝負ごとに開運をもたらすといわれる石です。

なぜ?エジソン記念碑があるのか

石清水八幡宮にはエジソン記念碑があります。
なぜ石清水八幡宮とエジソン?と思う方も多いのですが、エジソンが白熱電球の長時間の点灯持続と実用化に成功した竹が八幡の竹だったことから、石清水八幡宮にエジソン記念碑があるのです。

昭和9年に石清水八幡宮の境内隣に建立され、昭和33年、現在の位置に移転、さらに昭和59年にデザインを新しく建立されたものです。
エジソンの誕生日と命日には両国家を奏そう、国旗掲揚を行うエジソン生誕祭・碑前夜祭が行われています。