熱田神宮

三種の神器とかかわりの深い熱田神宮

熱田神宮の創建は第十二代影行天皇の時代にさかのぼります。
日本武尊が東国平定の岐路、尾張で尾張国造乎止与命の娘である宮簀媛命と結婚、その際、草薙御剣をお妃の手元に留め置きます。
伊勢国能褒野で日本武尊が亡くなり、妃である宮簀媛命は熱田後に社地を定め草薙御剣を奉斎鎮守し、これが熱田神宮の始まりといわれています。
三種の神器の一つである草薙御剣が熱田神宮に奉斎されたことで、熱田神宮は伊勢神宮に次いで格式高い神宮とされ、この辺りに暮らす人々から「熱田様」「宮」と親しまれてきました。

歴史深い境内は6万坪という広さを餅、樹齢千年を超えるという大楠が鎮座しています。
宝物館には熱田神宮に対し、皇室をはじめとする多くの崇敬者が寄せた奉納品が6000点も保管され、展示されています。
古くからこの地で信仰の対象となってきた熱田神宮は、主な祭事、神事だけでも年間70を数え、このことからもこの熱田神宮の格を感じさせます。

近隣住民が集う癒しの場所として

境内は古くから雲見山、蓬莱島という名で知られ、都会の中でも静寂な空間を保っている場所として、近隣住民がいつでも通ってくる癒しの場所となっています。
6万坪の境内の中には、クスやケヤキ、カシやシイなどたくさんの木々を見ることができ、特にこの熱田神宮境内には巨木が多いという事でも知られています。
弘法大師がお手植えされたという「大楠の巨木」、さらには長咲いても実がなる事のない「ならずの梅」茶人たちが愛好する「太郎庵椿」など心休まる木々が静かに来訪者を待っています。

パワースポットとしての熱田神宮

熱田神宮には「お清水様」と呼ばれる清水社があります。
本殿の東、御田神社北にある目の神様です。
ここには楊貴妃の墓石と伝えられる丸い石が、清水の中ほどに据えられていて、この石に柄杓でお水を3回かけると願いを叶えてくれるといわれています。

奥宮の一之御前神社から清水社までの道は「こころの小径」と呼ばれ、人通りこそ少ないのですが、かなり強いパワーを秘めているといわれます。
聖域とされるこの場所は一部写真撮影も携帯の使用も禁止されています。

一ノ御前神社は本宮、西側に伸びる小径の奥にありますが、ここは以前立入禁止とされていた区域です。
2012年に一般公開された場所ですが、天照大神の荒魂が祀られており、熱田神宮で最も強いパワーがあるとされます。
ここも写真撮影禁止の場所です。

この他、戦国武将として知名度の高い織田信長、徳川家康が修繕に関わったという別宮八剣宮、そのすぐそばにある上知我麻神社もパワースポットです。
上知我麻神社は千恵の文殊様として知られているほか、その脇にある事代主社には大黒様が祀られています。
千恵と家内安全、商売繁盛、なんとも御利益豊かな場所です。