参拝方法覚え書き

参拝の正しい方法、知っているでしょうか

神社に行く機会というのはとても多く、まだ物心つく前にはお宮参りがありますし、三歳、五歳、七歳では七五三があります。
初詣に行くこともごく普通の事ですし、受験の際には合格祈願、おめでたの際には安産祈願、日頃、交通安全をお参りするという事もあります。

私たち日本人と神社は非常に深い結びつきがあり、生活の中に自然と神社へ行く機会も多く、何かにつけて神社にお参りしています。
でも、お参りする際の参拝の仕方、しっかりと行う事が出来るという人は少ないのです。

これほど生活の中に自然と存在している神社なのに、正しく参拝する方法を知らないというのも不自然です。
特に大人になってからは、お子さんの誕生、何かの祈願等多く神社を訪れることになりますので、しっかりと参拝の仕方を覚えておく方がいいでしょう。

正しい参拝の方法

神社に行くと最初にくぐるのが鳥居です。
鳥居の前に来たら衣服を整えて、軽く会釈をしてくぐります。
鳥居の向こうは境内、神様がおられる空間です。
気持を引き締め境内に入ります。

参道の中央は神様が通る道です。
そのため、参道の中央をさけ、ゆっくりと気持ちを整えて歩きます。
手水舎で手水をとり俗界の汚れ落としを行い、神前に進んでいきます。

賽銭箱の前に着たら軽く会釈し賽銭箱へお賽銭を入れます。
鈴を鳴らし、2回お辞儀を行い、2回拍手、最後に1回お辞儀をします。
二拝二拍手一拝の作法です。
賽銭箱の前から退く時には軽く会釈します。
帰る際にも参道の中央をさけて歩き、鳥居の前まで来たら中に向かい会釈し、鳥居を出ます。

手水(ちょうず)の方法

鳥居をくぐり参道の脇にある手水舎では、参拝される方の身を清めるため、手を清め、口を清めます。
手水舎の水盤に「洗心」と掘られていることが多いのですが、この意味は、「両手、口を洗い清め魂を清める」という意味が込められています。
そのため、参拝の前にはここで心身共に清める気持ちで手水を行うのです。

右手に柄杓を持ち水を汲んだら左手にかけます。
神道では左が神聖とされるのでまず右手で持って左手で水をかけ清めます。
柄杓を左手に持ち替えて持ち、右手にかけます。

柄杓を右手に持ち替えて左手の掌に水を受けて口を漱ぎます。
柄杓に直接口を付けることは絶対にしないように心掛けてください。
これで手口が清められました。
最後に口を付けた左手を清めるために、左手に水をかけ、両手で柄杓を立てて柄杓の柄の部分に水を流し、手で触れた柄杓を清めます。
柄杓置場に伏せて柄杓を返し終了です。
最初に汲んだ水で、一連の作業を終わらせます。

二拝二拍手一拝の意味

お賽銭箱にお金を入れるのは、昔白い紙に包みお米を「おひねり」としてお供えしたことの名残りといわれています。
鈴を鳴らし二拝、これは深く頭を下げて行う神様への敬意の気持ちのお辞儀です。

二拍手は胸の高さで掌を合わせてから右手を下に少しずらしておこないます。
二拍手したらずらしていた指先をあわせて祈りを込め、手を下します。
なぜ掌をずらすのかというと、神様と人が一体となっていないからです。
二度手を打つという行為で神様をお招きし、その後、掌をきちんと指先まで合わせることで神様と人が一体となると考えます。

最後の一拝は深くお辞儀をして神様を送り出すという意味が込められています。
二拝二拍手一拝のほかにも、神社により違う作法が行われていることもあります。
確かめてからしっかりとお参りするといいでしょう。