烏森神社

平安時代に創建された歴史ある神社

烏森神社は、東京の新橋に位置する神社で、大変長い歴史を持っています。
その創建された時期は、平安時代にまでさかのぼるようで、西暦940年が創建の年とされています。

この年に、平将門による乱が起きましたが、これを鎮圧した時の将軍、藤原秀郷が戦勝の感謝を捧げるために、神慮によってこの地に神社を建てたと言われています。
その際には、白狐が現れて、この場所を指図したということですので、特別な導きのもとに造られた神社と言えるでしょう。

現在は、都市化が進んでいて、建物が密集した場所に神社がありますが、昔は閑静な場所で、ひなびた雰囲気の中に建っていたようです。
江戸時代になると、稲荷神社参りブームが起こって、その中でもこの烏森神社の人気は高く、江戸の都市のうちでも、一、二を争うほどの参拝客が訪れていたという記録が残っています。

また、江戸時代には街の多くを焼き尽くして甚大な被害をもたらした、明暦の大火の被害に遭うところを奇跡的に免れました。
周りの建物は燃えてしまいましたが、この神社だけが焼失から残ったため、神力によるものだという人々の考えが広まり、そのご利益を求めて、さらに大勢の人がこの神社に訪れるようになったという逸話も残っています。

いろいろなご利益がある神社

神社への参拝をする人は、生活に関する感謝とともに、ご利益を求めて祈願をしに来ます。
その点で、この烏森神社はご利益が多く、参拝に適したところだと言えるでしょう。
ここでは、平将門の乱を鎮圧したという故事にちなみ、必勝祈願が筆頭に挙げられます。
そのため、仕事で重要なプロジェクトを行っている人や、受験前の学生などが多く訪れます。

また、天細女命という芸事の神様を奉っているのも、この神社の特徴です。
そのため、芸能人を始め、芸事を上達したいと考える人が、祈願をするのにとても良い神社で、実際このご利益を求めて参拝に来る人は少なくないようです。

色分けされたおみくじが楽しい

神社の定番といえばおみくじでしょう。
その時の運勢を占い、それをこれからの生活の戒めとして過ごしていきます。

ほとんどの神社ではおみくじを置いていますので、私は神社を巡る度におみくじを引くようにしています。
神社によって、おみくじの独自色があって面白いのも魅力の1つですね。
運の命名の仕方や、説明がユニークだったり、ためになる言葉が書かれいたりと、それぞれの神社によって違うのがうれしいところです。

その点、烏森神社の神社は、4つの色に色分けされておみくじが作られているのが楽しいところです。
願い事の種類によって色が違うので、いろいろな色のおみくじが結ばれている光景は、他の神社に見られないもので、楽しいですね。