築土神社

平将門を祀る象徴的な神社

この築土神社は、天慶3年、西暦940年に創建された、とても由緒のある神社で東京都千代田区に位置しています。
平将門が亡くなって、その遺骸を収めたのが、この神社の始まりであるとされています。
各地に平将門のまつわる神社はたくさんありますが、その中でもこの神社は、象徴的な神社で、中心的な役割を担ってきました。

言い伝えでは、平将門の首を保管していた首桶や自画像が神社の宝とされていたそうです。
しかし、惜しむらくは戦火の渦に巻き込まれることによって、こうした大変貴重な宝が消失してしまったのです。
平将門という武将は、個人的にとても好きな人ですので、神社巡りと合わせてこの武将ゆかりの地を回れるのは、一石二鳥でうれしいですね。

この築土神社で祀られている神様は、天津彦火邇々杵尊で、その他に平将門と菅原道真が祀られています。
武将の神社ということで、武の象徴でもあり、日本武道館の氏神様ともなっているのが、とても面白いですね。

たくさんの貴重な宝があるのが魅力

こちらの築土神社は、長い歴史を持つとともに、有力人物の信仰を集めていたということもあって、貴重な宝をいくつも収蔵しています。
残念なことに、太平洋戦争の戦火によって、多くが消失してしまって残っていないのです。
残されている収蔵品、たとえば貴重な刀剣や美しい書画も、一般には公開されていませんので、ホームページの写真や神社側で見せてくれる写真でしか、その様子を知ることはできません。

せっかくたくさんの貴重な宝があるのですから、いつか一般にも公開してくれることを願っています。
また、何かの機会に特別展示でもしてくれるなら、間違いなくいの一番に駆けつけるでしょうね。

神社の魅力はいろいろなところにありますが、1つにはこうした昔から伝わる宝の数々ですので、ぜひ拝見してみたいものです。
こうした貴重な品が収蔵されているということを覚えておくだけでも、神社の成り立ちや歴史を知ることができるので、思いを新たにして参拝を行うことができますね。

ビル街の中で行われる例大祭

現在の築土神社は、ビジネスビルなどに囲まれて、少し窮屈な感じがします。
土地が開けていた昔は、例大祭のために、たくさんの露天がオープンし、とても華やかだったと、当時を知る人に聞きました。
現在ではスペースの関係でしょうか、こうした露天がほとんど見られませんが、その代わりに、この例大祭が開かれる一週間は、町内でいろいろなイベントや出店ができますので、多少なりとも華やかな雰囲気を楽しむことができます。

街の中にひっそりとたたずむ、歴史ある神社ですので、そのたどってきた歴史を思い起こしながら、現代人の生活を守ってくれていることに感謝しながら参拝したいものです。